
――前田さんのご入社は何年ですか?
前田 1980年です。音楽プロデューサーになるのはとても敷居が高かったので、CDーROMのプロデューサーにと思ってCD事業推進室のほうに動いたんですね。ところが日本テレネットとのお付き合いで、音楽CDを作ることができる立場になった。これはすごく嬉しかったし、楽しかったですね。
――あくまでCDーROM事業の一環だったということで、他社のゲーム音楽レーベルとはかなり成り立ちが違いますね。
前田 そうですね。ただ予算は結構厳しくて、スタジオをずっと借りてやるって状況ではなかったんで、最初は結構苦労しました。
――前田さんが手がけたのは『夢幻戦士ヴァリスII』が最初ですね。
前田 たった1日で仕上げなきゃいけなかったんですよ。スタジオで朝まで徹夜して。CDにするんだったら、オリジナルのゲーム音楽ももちろん入れるけども、そうじゃない音も聴かせたいという思いがありました。レコード会社が作るわけですからね。その……
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