
EGG MUSIC Presents ゲーム作曲家インタビュー
今も心に残るゲームの名曲たち。その誕生秘話と作曲者たちの素顔に迫る!
ゲームミュージックのダウンロード配信サービス「EGG MUSIC」がお届けする、アーティストインタビュー。
Interview =梅本竜(EGG MUSIC)
■古代祐三インタビュー(後編)
――古代さんは小さい頃からバイオリンをやってらしたと伺っていますが、やはりクラシック系のほうが作曲しやすいでしょうか。
古代 そうですね、バイオリンとかピアノのフレーズは考えやすいですね。
――しかしそうなると、FM音源ではかえってやりづらくなかったですか?
古代 そういうときはむしろクラシック的な考え方を全部排除して、エディタの上で作るのに適した曲を作る、という発想に変えていました。
『世界樹の迷宮』は当時と近いやり方で作ってます。逆に『世界樹II』ではほぼ全曲ピアノで譜面を起こしてからやったんですが、そういうのは初めての試みで……。やっぱり、やりづらかったですね(笑)。「クラシックの視点でやると意外と難しいなぁ」と思いました。
――FM音源ってアーティキュレーションが一切使えないですから、間の取り方とかも、まったく変わるでしょうし。
古代 そうそう。でも通常のFM音源だったら、エンベロープを使って「ビヨーーーン」みたいに音を引き伸ばして、うまく間を保たせることができるんですけど、DSの場合はサンプリングですから、基本的にそれがやりにくくて、余韻の音色がカットされちゃうんですよね。
――DSってメモリをあまり使えないですから、サンプリングのループポイントを短く設定して……つまり「ビヨーーーン」じゃなくて「ビヨン」みたいな短い音にして、やりくりしないといけないですよね。
古代 ええ、だから「ビヨンーーー」の「ンーーー」の辺りに来たら(そこにかぶせるように)カウンターメロディとかアルペジオを入れたりとか考えたんですけど、DSへ落とし込むのに…………
立ち読みはここまで!続きは本誌で読んでね!

| この記事の評価 |






